不定詞の名詞的用法は「to+動詞の原形」で「~すること」という意味になります。不定詞の名詞的用法は、そのまま訳すと日本語として不自然になることがありますので、工夫して訳すと良いです。どのようにして訳すと自然な日本語になるのかを解説します。
want to ~の用法
「want to+動詞の原形」で「~したい」という意味になる。
「want to read ~」で「~を読みたい」、「want to buy ~」で「~を買いたい」となる。
問題( )に適する語を書きなさい。
「私は英語を勉強したい」
I ( ) ( ) ( ) English.
「私は英語を勉強したい」
I ( ) ( ) ( ) English.
かんたんですね。
はい、正解です。では、不定詞の名詞的用法というものを見ていきますね。
不定詞の名詞的用法
不定詞の名詞的用法の意味:「~すること」
ええーっ。前回の副詞的用法では「to+動詞の原形」で「~するために」って言ったのに~。そんな2つも意味を覚えられないよ~。
心配しなくて、大丈夫ですよ。
たとえば「like to read ~」で「~を読むことが好き」、「want to read ~」で「~を読むことを欲する」という意味ですね。
「want to ~」って最初に出てきたやつですよね。「読むことを欲する → 読みたい」……ああ、そうか「読むことが好き → 読むのが好き」
「want to+動詞の原形」で「~したい」と同じように「like to+動詞の原形」で「~するのが好き」と考えればいいね。同じく「hope to+動詞の原形」で「~することを願う / ~できたらいいなと思う」も仲間です。
want to ~「~したい」、like to ~「~するのが好き」、hope to ~「~できたらいいなと思う」というように、不定詞の名詞的用法は「動詞+to」でニコイチとして覚えるといい。
ふむふむ、「want to ~」「like to ~」「hope to ~」かぁ……うん、大丈夫だ!
問題次の日本文に合う英文になるように並びかえなさい。
1. 私は英語を話すのが好きです。
( speak / to / I / English / like / . )
2. 私はカナダに住めたらいいなと思います。
( I / in / hope / live / Canada / to / . )
1. 私は英語を話すのが好きです。
( speak / to / I / English / like / . )
2. 私はカナダに住めたらいいなと思います。
( I / in / hope / live / Canada / to / . )
こうですね。
はい、正解です。
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