英語は普通「主語+動詞~」の形になります。ですが、頻度をあらわす副詞があると、その法則が崩れます。そのため頻度をあらわす副詞に関する問題では、間違いがよくあります。頻度をあらわす副詞を含めて、疑問文の答え方に関する問題について解説します。
主語を合わせる
問1. What is that? [ an apple ]
問2. Who is Tom? [ my friend ]
こうかなぁ。
待って! 「1」はいいけど「2」は違うよ。疑問文に対する答えは、主語をちゃんと合わせてね。
「2」の主語は Tom ですね。男だから……he を使って答えるのかぁ。ということは、これで良いんですね。
動詞を合わせる
問3. When do you study? [ after dinner ]
「3」の主語は you ですね。ということは……you を使う……なんてことはしないよね。「あなたは?」と聞かれたら「私は」と答えるから、こうなりますね。
主語はそれでいいけど、動詞が違うよ。be動詞の疑問文には be動詞で答えるけど、一般動詞の疑問文には一般動詞で答えないといけないね。
ん? 動詞ってどれだ? あっそうか、英語の語順は「主語+動詞~」だから、主語の you の次の study が動詞ですね。ということは、こうなりますね。
usually は動詞ではない。
問4. What time does Tom usually go to bed? [ ten ]
主語は Tom ですね。一般動詞の疑問文だから、三単現の s も関係するね。これは丁寧にいかないとミスしてしまうなぁ。これでどうでしょう。
違います……
え? 何で! 主語が三人称単数だから、動詞の後に s をつけるんでしょ。ちゃんと「y を i に変えて es をつける」ってやったよ。
そもそも、問題文の動詞は何ですか?
主語が Tom だから、次の usually が動詞でしょ。
違いますよ。
ふーん? たしかに言われてみれば、次の単語の go は明らかに一般動詞ですね。
それで OK です。
疑問文に答えるときのポイントは主語と動詞をあわせることです。動詞を見つけるとき、主語の次の語を見るというのも1つの方法ですが、それよりは一般動詞をしっかり覚えて、英文を見たらそれとわかるようにしておくのがいいですよ。
逆に主語を見つけるときに動詞の前を見るようになるのがいいですね。特に不規則変化の一般動詞は日常よく使うからこそ不規則な変化をするわけで、その不規則変化の表に載っている一般動詞に関しては英文を見た瞬間にそれとわかるようにしておきましょう……
……ZZZ……! あ、ハイ。
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