疑問詞を使った疑問文に答えるとき、Yes / No では答えることはできません。では疑問詞を使った疑問文にたいして、どのように答えればよいのでしょうか。また疑問文は主語を合わせて答える必要がありますが、疑問詞がある疑問文の主語を見つける方法についても解説します。
一般動詞の疑問文
1. How many books did Ken have? ( about ten )
ええっと…
えっと、全然違います。そもそも「ケンは本を何冊読んでいますか」という質問に対して「はい、そうです」は変ですよね。
確かにそうです。じゃぁ、こうかなぁ。
えっと、全然違います。まずは使っている動詞。あとは主語です。動詞については何がおかしいか分かりますか。
have を使った疑問文だから、have で答えないといけませんでしたね。
そうですね。後は主語ですが、この文の主語が何かわかりますか。
それが分からないんですよね。Do you play tennis? とか Does he play tennis? とかなら、前から2つ目が主語だってすぐわかるんですが、疑問詞の文になると、主語を見つけられないんです。
なるほどね。ではこう考えてはどうでしょうか。
ということは、こうですね。
それでOKです。
be動詞の疑問文
2. How much were these CDs? ( 3,000 yen )
ええっと… こうかなぁ。
動詞の時制に気を配れていたのは偉いです。しかし主語が違います。
「do / does / did」がなかったので、主語を見つけられませんでした。迷ったら it かなぁって、やっちゃいました。
なるほどね。ではこう考えてはどうでしょうか。
ということは… あれ? these CDs の代名詞って何でしたっけ?
CD は物だから三人称ですね。そして複数になっていますので、人称代名詞の表で言うところの右下になります。
they になるんだね。なんか they は「彼ら」のイメージが強くて、物に使うイメージがなかったです。ということは、正解はこうなりますね。
はい、それでいいです。とりあえず主語がわからなければ it 使うのは、一つの方法ですが、主語を探す努力はしましょう。
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