関係代名詞には that を使う用法があります。関係代名詞 that は主格も目的格も同じ形で、先行詞が「人」「動物・物」にかかわらず用いることができますが、必ず that を使わなければいけないときもあります。関係代名詞で that を必ず使うのはどういう時なのかを解説します。
関係代名詞の that
that にも、関係代名詞としての用法があるって、きいたんだけど…
関係代名詞 that は主格も目的格も同じ形で、先行詞が「人」「動物・物」にかかわらず用いることができるんですよ。
それは便利ですね。関係代名詞 that で気をつけることは何ですか?
次のような場合は、必ず関係代名詞 that を用いるんですよ。
関係代名詞 that を必ず使う時
・先行詞に形容詞の最上級が付いている。
・先行詞に only / same などが付いている。
・先行詞が all / something など。
・先行詞が「人+動物 / 物」と2種類以上にまたがっている。
・疑問詞の who / which が用いられているとき。
そういえば、関係代名詞の that には、所有格の用法がないよね。
というか、人でも動物・物でも whose を使うんだから、関係代名詞の that の所有格は必要ないですよね。あと that は物扱いのニュアンスが出てしまうので、上記のパターン以外では人に対してはあまり使われないそうです。
そうなんだ。迷ったら that にしようと思っていたけど、ちょっと考え直さないといけないかもなぁ。
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