問1
問題次の問において、それぞれ下の1~6の語句を並びかえて空所を補い、文を完成させよ。
問1
Some you wrote in an email upset your friend. You could ask what had upset her by saying:
Could you ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) with my email?
1. made / 2. me / 3. so upset / 4. tell / 5. what / 6. you
【解説】
まずはさらっと上の状況説明のところを読んでみましょう。
upset という単語がポイントですね。「up / 上に」「set / 置く」ですから、何か荷物を高いところに置こうとする様子を、想像してみてください。どうでしょう? 失敗してひっくり返してしまいましたよね。
ということで upset 「~をひっくり返す / ~をダメにする」という動詞や「転覆・混乱」という名詞、「混乱した / 不調の」という形容詞の意味があるのです。
「イーメールに書いた何かが、あなたの友達を混乱させた。あなたは・・・と言うことによって何が彼女を混乱させたかたずねることができた」ということですね。
整序問題では動詞をチェック。今回の問題では 1. made と 4. tell の2つあります。
Could you ( ) という始まりですが、could は助動詞ですので ( ) には動詞の原形がくることがわかりますね。ということでここには 4. tell が入ります。
tell は [tell+人+~ / 人に~を教える」と目的語を2つ取ることで有名です。では tell の次にくる人の候補として 2. me と 6. you がありますが、どちらでしょう? Could you tell ・・・? と主語が you なのですから、次は 2. me ですね。(「あなた」が「あなた」に何かを教える、なんて変ですもんね)
4. tell → 2. me
次は 5. what についてですが、そもそも疑問詞なのに文頭にないというのは、どういうことでしょう? 考えられるのは「関係代名詞」か「間接疑問文」として、使われているということでしょう。
どちらにしろ「節」としてまとめる働きをしています。そこで Could you tell me what ~? となって「~のことを教えてくれませんか?」あるいは「~が何か教えてくれませんか?」となると想像できます。
4. tell → 2. me → 5. what
残ったもう1つの動詞 1. made の主語ですが、第1候補として 6. you があげられます。それで考えるとと what you made so upset となります。しかし、なにかおかしいですね。これだと「you」が「upset」させることになります。最初の説明文では「upset」させられるのは「you」でしたよね。
よくよく最初の状況説明の文を見てみると what had upset her とありますね。これが大ヒントになっています。そうです。what を主語にすればいいんですね。
すると「what made you so upset / 何があなたをそんなに混乱させたのか」と、しっくりきます。
なぜそんなに動揺したのか教えてください
状況説明の文は特に読まなくても解けることがありますが、やはりさらっと目を通しておくだけでも通しておいた方がよいかもしれません。今回のようにヒントが隠されていることがありますからね。
【正解】425163
問2
問題次の問において、それぞれ下の1~6の語句を並びかえて空所を補い、文を完成させよ。
問2
You borrowed 800 yen from your friend for lunch yesterday. When you pay the money back, you could say:
This is ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) lunch.
1. for / 2. I / 3. owe / 4. the 800 yen / 5. yesterday’s / 6. you
【解説】
状況説明の文はこんな感じです。
「昨日ランチで友達から800円借りました。あなたがそのお金を返すとき、・・・言えます」
この文はさほど問題はありませんが、せっかく borrow が出てきたので、貸し借りについて確認しておきましょう。
[rent] は賃料ありの「貸し」「借り」
※ お金自体の貸し借りについては、どちらにしろ[lend][borrow] でしたね。
整序問題は動詞に注目。3. owe ですね。「owe A B / AにBを借りている」となります。「owe (オゥ)」→「オウ」→「おう」→「(借金を) 負う」→「借りている」と覚えたらどうでしょう?
当然「私」が「あなた」に借りているのだから 2. I → 3. owe → 6. you → 4. the 800 yen となる・・・はずですが、文頭の This is にも気をつけなくてはいけません。
be動詞の後ろに入りそうな単語を選択肢から探してみると・・・ 4. the 800 yen ぐらいですよね。同じ選択肢が2回必要ということは・・・整序問題の定番、関係詞の登場ですね。
This is the 800 yen (that) I owe you とすればすっきりします。
のこった 1. for と 5. yesterday’s は大丈夫ですね。当然「昨日のランチ」ですから、yesterday’s lunch になります。
これは、昨日の昼食で借りた800円です。
【正解】423615
問3
問題次の問において、それぞれ下の1~6の語句を並びかえて空所を補い、文を完成させよ。
問3
“( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) for your vacation? I thought you weren’t sure.”
“I decided yesterday.”
1. decide / 2. did / 3. going / 4. when / 5. where / 6. you / 7. you’re
【解説】
整序問題は動詞に注目。1. decide と 7. you’re の be動詞がありますね。
7. you’re と be動詞があるということは 7. you’re → 3. going ですね。さらに、1. decide が原形ということに注目すれば、 2. did → 6. you → 1. decide の流れもできますね。
残っているのは、4. when と 5. where という2つの疑問詞ですが、それを決めるヒントが最後の発言にあります。
“I decided yesterday.” 「昨日決めたよ」
ということで、その前の質問は「いつ決めたのですか?」ということがわかります。
4. when → 2. did → 6. you → 1. decide
そして、「どこに行くつもりか」
5. where → 7. you’re → 3. going
あるいは常識的に考えても、「いつ行くつもりか」「どこで決めたのですか?」の組み合わせはおかしいですよね。
休暇の行き先はいつ決めましたか
【正解】4261573
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