問1
問1
1. boast / 2. couch / 3. glow / 4. toe
【解説】
1. は「自慢する・誇る」という意味の英単語です。「ボウスト」って感じですかね。
[oa] は基本的に「オウ」と発音します。ちなみに[ou] は「アウ」と発音し、[au] は「オー」と発音します。
それを踏まえて 2. を見てみますと、さっそく [ou] が出てきましたね。[ou] を「アウ」と読めばよいのですから、これは「カウチ」となりますね。「ソファー」みたいなやつのことです。
ところでその昔「カウチポテト族」なる言葉が流行ったそうです。
ソファーに寝転びながらポテトチップスを食べ、テレビをだらだら見ているようなぐうたらな人のことを言う・・・と一般的に日本ではなっていますが、これはもともとアメリカの俗語 [couch potatoes] からきており、「ソファーに座ったままずっとテレビを見ていて動かない人」のことを「ジャガイモ」に例えて言っていたようです。ついでにそれは男性の話で、女性の場合は [couch tomatoes] となるそうです。
3. は「グロウ」で「(鉄などが) 白熱する」とかそういう意味です。
似たような英単語で [grow] があり、意味は「成長する・~を育てる」です。どちらかといえばこちらの方がよく目にしますね。これの [ow] も「オウ」と発音します。
4. は「トウ」で「足の指」のことです。手の指は当然 [finger]ですね。
そういえば、サッカーでもつま先でボールを蹴ることを「トウキック」とか言いますよね。
でもそれを「トゥーキック」とか言っていたりしたら、少し混乱するかも・・・後、バレエの靴も「トゥーシューズ」とか言っちゃったりしてますね。正しくは「トウシューズ」なんですね。
【正解】2
問2
問2
1. format / 2. instance / 3. manage / 4. passion
【解説】
1. は「フォーマット」で「体裁」とかそういう意味です。
機械に強い人なら、DVDとかをフォーマットしたりするでしょうから耳なじみですよね。
2. は「インスタンス」で「実例」とかそういう意味です。
プログラミングなどをする人にとってはおなじみの言葉( ?)ですね。
[example] も同じような言葉ですが、こちらは「具体例」で、[instance] は「代表例」ということ・・・だそうですが・・・うーん・・・難しいっすなぁ~。
3. は [manager] から考えると意味は分かりやすいですね。
「マネージャー・支配人・経営者」→「~を運営(操縦)する」という意味です・・・が、そこから考えると発音的にはチョイまずいかも・・・
「マネージャ」ではなく「マニジャー」見たいな感じになります。ああ・・・でも、今回の問題の下線部は最初の [a] だから関係ないか・・・
4. は「パッション」でパッションといえば「パッション屋良」ですね。最近あまりテレビで見かけなくなってしまいましたね。彼はもっと評価されてもいい・・・とは思わないけれど、私は好きです。
そんなことより問題でした。えっと・・・うーん・・・全部「ア」ですよね。日本人が苦手な発音の1つである「ア」の発音の区別ですね。さぁ、どうしたものか・・・
結論から言うと1.3.4.は「ア」と「エ」が混じったような「ア」で、2.はあいまいな「ア」で、「ウ」や「エ」や「オ」とあいまいに言っても同じなんですね。
普段から意識しておくしかないんですかねぇ・・・ヤレヤレ
【正解】2
問3
問3
1. enclose / 2. housing / 3. increase / 4. resolve
【解説】
選択肢をそれぞれ見ていくと、すべて [s] に下線あります。つまり「ズ」か「ス」、にごるかにごらないかを確認していけばよいわけですね。
1. は「エンクロウズ」で「~を囲む」の意味。にごっていますね。
2. は「ハウジング」で「住居」の意味。テレビCMでなんとかハウジングとかやっていますよね。
3. は「インクリース」で「増える」の意味。反対語の [decrease / 減る] も「デクリース」とにごりません。
4. は「リゾルブ」で「~を解決する」の意味。にごっています。
他によく間違えて発音してしまうのが [because] ですが、これは「ビコーズ」とにごって発音します。
文末の [se] は「ズ」と「ス」の2パターンあるので、これまた普段から意識しておくしかないんですかねぇ・・・
【正解】3
問4
問4
1. chemistry / 2. monarch / 3. ostrich / 4. scholar
【解説】
1. は「ケミストリー」で「科学」の意味ですね。
ケミストリーと聞いて思い浮かべるのは、やはりあのツインボーカルのケミストリーですかねぇ。川畑要と堂珍嘉邦の2人が化学反応を起こして素晴らしい音楽が生み出されるから、そう名づけられたそうです。へぇ~。
ちなみに [chemistry] は1994年本試験の発音問題にも出題されています。
2. は「モナーク」で「君主・王者」の意味です。
なんかのゲームでなんとかモナークとかいうのがあったような気がするけれど、忘れちゃいました。まぁ、そういう系のゲームなんでしょうねぇ。
3. は「オストリッチ」で「ダチョウ」の意味です。
ダチョウの皮は軽くて丈夫なので、カバンや財布とかによいそうです。そういうファッション的なものにこだわる人にはなじみある単語だったんでしょうか。
4. は「スコラー」で「学者」の意味です。
ちなみに [schola / スコラ] はラテン語で学校のを表します。[school] っぽいでしょ。そう考えると、この [ch] は [k] の発音になることが分かりますよね。
この [scholar] もまた、1994年本試験の発音問題に出題されています。
ということで、この問題は 1.2.4.は [k] の発音で、3.だけが「チ」の発音になりますね。
【正解】3
この [ch] の発音は、最近のセンター試験では2008年度に出題されています。そのときの単語は [character] [cheer] [chemical] [stomach] で、やはり [k] か「チ」かの区別が問われていますね。
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