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【解説】2014年センター試験英語第1問A「発音」

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問1

問題次の問いにおいて、下線部の発音がほかの3つの場合と異なるものを、それぞれ下の1~4のうちから1つずつ選べ。

問1
1. glove / 2. onion / 3. oven / 4. prove

【解説】

1. grove は「グラブ」。「グローブ」はいわゆる日本語化した英語というやつですね。1993年追試にも出題されています。

2. onion は「オニオン」。「たまねぎ」ですね。実際の発音は「アニョン」という感じですね。

3. ovenは「オーブントースター」の「オーブン」ですが、実際の発音は「アブン」という感じです。これもまた日本語化した英語です。

4. prove 「プループ」で「・・・を証明する」の意味です。

1. 2. 3. が「ア」の発音で、4. が「ウー」なので、4. が正解となります。細かい発音は置いておいて、4.
だけがのばす音になりますので、それで判断してもよいのではないでしょぅか。

glove / oven / prove の3つは ove の形になっていますので、ここの[ o ]を「オウ」と読んでしまい、3. を選んでしまった人もいたのではないかと思います。

【正解】4

問2

題次の問いにおいて、下線部の発音がほかの3つの場合と異なるものを、それぞれ下の1~4のうちから1つずつ選べ。

問2
1. casual / 2. classic / 3. habit / 4. label

【解説】

1. casual は「カジュアル」。「思いつきの・さりげない」の意味。カジュアルとかフォーマルとかファッション用語としても使いますよね。

2. classic は「クラシック」。「古典的な」の意味です。音楽のジャンルにもありますね。2007年本試験にも出題されています。このときは[ss]の発音が問題となっていました。

3. habit は「ハビット」。「習慣」の意味です。ちなみに habitant は「住人」の意味になります。面白いですね。

4. label は「レーベル」。日本語で言うところの「ラベル」の意味です。日本語化した英語の1つですね。でもだんだんレーベルという言葉も浸透してきたような気もします。でも正確には「レイベル」なのですけれどね。

1. 2. 3. が「ア」と「エ」の間のような音で、4. だけが「エイ」の発音になります。label をラベルと思い込んでしまうと答えが出なくなりますが・・・まぁ大丈夫でしょうか。

【正解】4

問3

問題次の問いにおいて、下線部の発音がほかの3つの場合と異なるものを、それぞれ下の1~4のうちから1つずつ選べ。

問3
1. ease / 2. loose / 3. pause / 4. praise

【解説】

1. ease は「イーズ」で「安楽・気楽」の意味です。easy「簡単な」の名詞形ですね。ちなみに2011年本試験に出題された increase の[se]は「ス」とにごりません。ややこしいですね。

2. loose は「ルース」で「自由な・ゆるやかな」という意味です。遅刻を繰り返す人のことを「時間にルーズなひとだなぁ」とか言いますね。またかつてルーズソックスなるものが流行りました。それらにとらわれると間違えてしまいますね。

1995年追試験にも出題があります。その時一緒に出題された lose は「ズ」、close(形容詞 / 接近した・類似した)は「ス」となります。動詞の「閉める」の意味だと「ズ」になりますね。せっかくなので一緒に確認しておきましょう。

3. pause は「ポーズ」です。「立ち止まる」の意味です。これはそのままですね。写真を撮るときに「ポーズをとって」と言いますね。姿勢をパチッと決める意味で使っていますが、もともとはこういう意味だったのですね。

4. praise は「プレイズ」で「~を称賛する」の意味です。

ということでこれは se が「ズ」とにごるかどうかという問題でした。

loose をなかなか「ルース」と読めない人には「フットルース」という映画がおすすめ。footloose とは「足のおもむくままの」→「気ままな」の意味です。青春映画の傑作ですね。ケニー・ロギンスの歌う主題歌も格好いい!

【正解】2

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