第一問
【解説】(1)
問題下線部①(see)・③(name)を、文意から考えて、それぞれ正しい形にかえて、1語で書け。
①(see) を含む英文はこうなっています。
主節が was と過去形になっていますので、when節も過去形にします。したがって正解は saw となります。
③(name) を含む英文はこうなっています。
この name は「名前」という名詞ではなく、「名づける」という動詞です。「Tarte Tatin と名付けられたスイーツ」ですから、過去分詞にします。したがって正解は named となります。
【解説】(2)
In the future, I want ② [(ア) with / (イ) many people / (ウ) to / (エ) happy and excited / (オ) make] the sweets that I make.
to+動詞の原形より (ウ) to → (オ) make
「make A B / AをBにする」より (オ) make → (イ) many people → (エ) happy and excited
with は「~と一緒に」のイメージが強いですが、「~を使って」の意味もあります。今回は「スイーツを使って多くの人を喜ばせたい」という話ですから、(ア) with → the sweet です。
ということで
I want (ウ) to → (オ) make → (イ) many people → (エ) happy and excited → (ア) with → the sweet となります。
したがって、正解は、(ウ) → (オ) → (イ) → (エ) → (ア) です。
【解説】(3)
(ア) the apple pie was wrapped for the sisters
「そのアップルパイは妹たちのために包まれた」
(イ) the apple pie was bought by the sisters
「そのアップルパイは妹たちによって買われた」
(ウ) people who ate it didn’t want to bake it in this way
「それを食べた人たちはこの方法でそれを焼きたくなかった」
(エ) people who ate it liked it very much
「それを食べた人たちはそれがとても好きだった」
[ ④ ] の前の but があることに注目。but は「しかし」という意味の、逆接をあらわす接続詞です。つまり but の前後には逆の内容がきます。
[ ④ ] を含む文はこうなっています。
「これは彼らが普段作っていたアップルパイの正しい方法ではありませんでした。しかし …… 」
正しい方法ではなかったなら、普通はおいしくないはずですね。ですが、「しかし」があるので、おいしかったのでしょう。なので、まず (ウ) は消せます。
また話の流れから考えて、このアップルパイを作ったのは、the sisters ですから、(ア) (イ) もあり得ません。
ということで正解は (エ) です。
【解説】(4)
(ア) a festival / (イ) a name / (ウ) a story / (エ) a shop
指示語が指す内容は、直前にあることが多いです。直前の文はこうなっています。
ということで、正解は (ウ) a story です。
【解説】(5)
次の英文は、下線部⑥に関して説明したものである。これを読んで、下の問い (a)・(b) に答えよ。
(ア) a piece of ice
(イ) a traditional sweet
(ウ) a popular ice cream
(エ) a their favorite cake
They made the sweet which looked like [ ⅰ ] と似たような表現を本文から探します。すると本文にこうあります。
すると本文にこうあります。
ということで、正解は (ア) a piece of ice です。これは水無月というお菓子を知っていると有利ですね。
問題(b) [ ⅱ ] に入る表現として最も適当な部分を、本文中から2語で抜き出して書け。
because they wanted to [ ⅱ ] と似たような表現を本文から探します。すると本文にこうあります。
ということで、正解は feel cool です。
【解説】(6)
問題本文の内容から考えて、次の<質問>に対する答えとして最も適当なものを、下の (ア)~(エ) から1つ選べ。
<質問> What did the Tatin sisters do when Tarte Tatin was first made?
(ア) One of them baked only the pie first, and the other put apple pieces on it and baked them together.
(イ) One of them baked only apple pieces first, and the other put the pie on them and baked them together.
(ウ) They baked the apple pieces and the pie toghterh after serving the apple pie.
(エ) They baked an apple pie in the right way, and turned it upside down before eating it.
本文にこうあります。
ということで、正解は (イ) です。
【解説】(7)
(ア) The patissier who told the story about Tarte Tatin is working in a shop, and Shun has never visited it.
(イ) Shun doesn’t eat Tarte Tatin but often hears that it is eaten in the Tarte Tatin festival every year.
(ウ) Shun told his grandmother about the reason for eating Minazuki in June, and she liked it.
(エ) Shun learned that people have told the stories about sweets as a part of their culture.
本文にこうあります。
ということで、正解は (エ) です。
【解説】(8)
次の英文は、このスピーチを聞いた高校生の京子 (Kyoko) と留学生のアレックス (Alex) が交わしている会話の一部である。これを読んで、下の問 (a)・(b) に答えよ。
Kyoko: Alex, do you like sweets?
Ales : Of course! I love chocolate, but I’ve never thought about its [ ⅰ ].
Kyoko: According to Shun’s speech, he learned about such things of some sweets he eats.
Ales : Yes. He learned about them in the two stories told by the patissier and his grandmother.
Kyoko: And he wants to become a patissier who will give many people [ ⅱ ] through each story about the sweets he will make, right?
Ales : Yes. I hope his dream will come true in the future, and I also want to find a story about chocolate.
(ア) good things to eat
(イ) history or culture
(ウ) people and life
(エ) ways to buy it
I’ve never thought about its [ ⅰ ]
「私はそれの [ ⅰ ] について考えたことが一度もありません」
次の京子の発言は、こうなっています。
「シュンのスピーチによると、彼は食べたスイーツのそういうことを学びました」
この such things が指すものが、選択肢にあるということです。シュンが学んだことは、先ほど (7) でも確認したように、「文化」です。もう一度その文を確認してみましょう。
その culture に for a long time がついていますね。ということはそれは「歴史」でもあるわけです。
ということで、正解は (イ) です。
問題(b) [ ⅱ ] に入る表現として最も適当な部分を、本文中から5語で抜き出して書け。
本文にこうあります。
「彼らにとってワクワクと特別な経験になるだろうと、私は確信します」
ということで、正解は an exciting and special experience です。
コメントをどうぞ