PR

【解説】2019年センター試験英語第2問C「英文完成」

2019年度センター試験英語解説 共通テスト・センター試験英語解説
スポンサーリンク

問1

問題次の問いの会話が最も適当なやりとりになるように (  ) を埋めるには、(A)と(B)をどのように組み合わせればよいか、下の1~8のうちから1つ選べ。
問1

Museum guide: The number of visitors has dropped this month.

Museum guard: It’s probably because of the construction on the second floor.

Museum guide: Yes, the “Treasures of Egypt” exhibit there always attracted so many people.

Museum guard: So, (  ) the most popular area is closed.

(A) I can’t help
(B) it can’t be helped

(A) that there are fewer people
(B) that there are more people

(A) during
(B) while

1. (A)→(A)→(A)
4. (A)→(B)→(B)
7. (B)→(B)→(A)

2. (A)→(A)→(B)
5. (B)→(A)→(A)
8. (B)→(B)→(B)

3. (A)→(B)→(A)
6. (B)→(A)→(B)

【解説】

(  ) 後ろの文はこうなっています。

the most popular area is closed.
「一番人気のエリアが閉まっている」

最後のグループの選択は、(A)は during、(B)は while です。during は「句」、while は「節」を導きます。( ) の後ろは文ですから、「節」になる while を選びます。

残りは「一番人気のエリアが閉まっている間」、どうなのかを考えればよいです。

最初の発言はこうです。

The number of visitors has dropped this month.
「今月の訪問者数が落ちている」

ここから、人が少ないことが分かります。

また、最初の選択に can’t と help があることから「cannot help ~ing / ~せずにはいられない」の形が思い浮かぶ人もいるでしょう。この help は「~を避ける」の意味になります。

ということから、「人が少ないのを避けられない」と考えると、真ん中の選択は(A)になります。

I can’t help it.
「それを避けられない」→「それをやめられない・せざるを得ない」
It can’t be helped.
「それは避けられない」→「それは仕方がない」

It が形式主語で、that 以下が真主語と考えると「人が少ないのは仕方がない」ということで、最初の選択は(A)となります。

したがって正解は(B)→(A)→(B)の 6. です。

it can’t be helped that there are fewer people while the most popular area is closed.
最も人気のあるエリアが閉鎖されている間は、人が少なくなるのは仕方がありません。

【正解】6

問2

問題次の問いの会話が最も適当なやりとりになるように (  ) を埋めるには、(A)と(B)をどのように組み合わせればよいか、下の1~8のうちから1つ選べ。
問2

Masa: I heard that last night’s baseball game was the longest this season. You were there, weren’t you?

Alice: That’s right. It was so exciting watching it live at the stadium.

Masa: It must have been late when it finished. How did you get home?

Alice: Yes, it was really late. (  ) It was crowded, but riding with hundred of other fans was fun.

(A) I was barely able to
(B) I was seldom able to

(A) catch
(B) miss

(A) a taxi.
(B) the last train.

1. (A)→(A)→(A)
4. (A)→(B)→(B)
7. (B)→(B)→(A)

2. (A)→(A)→(B)
5. (B)→(A)→(A)
8. (B)→(B)→(B)

3. (A)→(B)→(A)
6. (B)→(A)→(B)

【解説】

(  ) の後ろに注目しましょう。

It was crowded, but riding with hundred of other fans was fun.
「混んでいましたが、他の何百人ものファンと一緒に乗ることは楽しかったです」

何百人ものファンと一緒に乗るのですから、それは当然「タクシー」ではなく、「電車」です。ということで最後の選択は(B)です。

また乗ることができていますので、真ん中の選択は(A)となります。

最初の選択の違いは (A) barely と (B) seldom です。

barely は「かろうじて~する」で肯定的に使うことが多いです。

seldom は「めったに~しない」で否定的に使います。

今回は「かろうじて最終電車に乗ることができた」ということですから、最初の選択は(A)になります。

ということで正解は、(A)→(A)→(B)の 2. です。

I was barely able to catch the last train.
終電にかろうじて乗ることができた

【正解】2

問3

問題次の問いの会話が最も適当なやりとりになるように (  ) を埋めるには、(A)と(B)をどのように組み合わせればよいか、下の1~8のうちから1つ選べ。
問3

Tetsuya: I haven’t seen John today.

Brent: I heard that he’s sick and will be absent from work for a few days.

Tetsuya: That’s too bad. Isn’t he in charge of the meeting later today?

Brent: Yes. (  ) Without him, we can’t talk about those issues.

(A) I’m afraid
(B) I’m afraid of

(A) the meeting will have to be held
(B) the meeting will have to be put off

(A) until next week.
(B) until this evening.

1. (A)→(A)→(A)
4. (A)→(B)→(B)
7. (B)→(B)→(A)

2. (A)→(A)→(B)
5. (B)→(A)→(A)
8. (B)→(B)→(B)

3. (A)→(B)→(A)
6. (B)→(A)→(B)

【解説】

(  ) の前後関係を確認してみましょう。(  ) の前はこうなっています。

Isn’t he in charge of the meeting later today?
「彼は今日、後の会議を担当していませんでしたか」

(  ) の後ろはこうなっています。

Without him, we can’t talk about those issues.
「彼なしでは、これらの問題について話すことはできません」

「be afraid of ~ing / ~するのを恐れる」の形で使うことが多いです。of の後ろは「名詞」か「動名詞」です。「句」ですね。

be afraid that ~ で「(申し上げにくいのですが)~と思います」となります。言いづらいことを言うときに使う表現です。恐縮している感じですね。

that 以下は節なので、文になります。そして今回の問題はこの that が省略されている形になっています。

ということで、最初の選択は(A)です。

そうすると話の流れから

「来週まで延期すべきだと思います」

となることが分かります。

真ん中の選択は、「延期する」ですから、put off のある(B)を選びます。

最後の選択ですが、Brent はこう言っていました。

I heard that he’s sick and will be absent from work for a few days.
「彼女は病気で数日仕事を休むと聞きました」

ということは、会議を午後に延期したところで意味がないですから、最後の選択は(A)になります。

したがって正解は、(A)→(B)→(A)の 3. です。

I’m afraid the meeting will have to be put off until next week.
会議は来週まで延期されなければならないのではないかと思います。

【正解】3

コメントをどうぞ

タイトルとURLをコピーしました