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【解説】2026年大学入学共通テスト英語 追試験 第5問

2026年共通テスト英語追試験 共通テスト・センター試験英語解説

2026年度の大学入学共通テスト追試験英語第5問の解説をしています。疑問点が残らないよう、解き方の手順も踏まえて一問一問どこよりも丁寧に説明します。

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解説 問1

問題

Which two parts of the blog is Jenny most interested in?
ジェニーがブログの中で最も興味を持っているのは、どの2つの部分ですか

選択肢を確認しましょう。

1. The common Japanese saying
よく使われる日本のことわざ
2. The low serious crime rate
重大犯罪率の低さ
3. The meaning of the English saying
英語のことわざの意味
4. The number of police officers
交番の数
5. The percentage of lost items returned
紛失物の返却率

ジェミーのメールにこうあります。

Yesterday, I read a blog and was amazed to learn about the high return rate of lost property in Japan. It also mentions a well-known saying that I find fascinating.
昨日、あるブログを読んで、日本の落とし物返還率の高さに驚きました。また、そこに書かれていた有名なことわざもとても興味深いと思いました。

ジェミーが興味を持ったのは「落とし物の返還率」と「ブログに書かれていたことわざ」です。ブログに書かれていたことわざは「Otentosama ga miteiru / お天道様が見ている」です。これは日本のことわざです。

ということで、正解は「1」と「5」です。

ネコ
ネコ

英語のことわざ「Finders keepers, losers weepers. / 見つけた者は自分のもの、失った者は泣きをみる」というのも面白いですね。

解説 問2

問題

What was the outcome of the story about Jenny’s uncle?
ジェニーのおじさんに関する話の結末はどうなったのですか

選択肢を確認しましょう。

1. He was contacted by email by the finder.
彼は拾い主からメールで連絡を受けた。
2. His wallet was returned without any money in it.
彼の財布は中身が空っぽの状態で返ってきた。
3. The finder returned the lost wallet to him.
拾い主は彼に落とし物の財布を返した。
4. The police called him when they found his wallet.
警察は財布が見つかった際に彼に連絡した。

ジェミーのメールにこうあります。

A couple of years ago, my uncle, who lives in Edinburgh, lost his wallet, but it just appeared in his letterbox with a note from the finder. The person who found it must have put it in there, He was very fortunate that nothing had been removed.
数年前、エディンバラに住む叔父が財布をなくしたのですが、拾った人からのメモと一緒にそれは郵便受けに入っていました。拾った人が入れたに違いありません。中身が何もなくなっていなかったのは本当に幸運でした。

財布の拾い主は落とし物の財布を持ち主に返しています。そして財布の中身もそのままでした。ということで、正解は「3」です。

ネコ
ネコ

外国の話なので、残念な結果になるのかな、と考えてしまうかもしれません。しかし「However」や「fortunate」という単語で、その考えを修正できそうです。

解説 問3

問題

According to the blog, which combination best describes the reasons for the high return rate of lost property in Japan?
このブログによると、日本で落とし物返還率が高い理由を最もよく表しているのは、どの組み合わせでしょうか

選択肢を確認しましょう。

  1. Dealing with lost property is an essential police duty.
    遺失物処理は警察の重要な職務である。
  2. The law ensures the rights of both losers and finders.
    法律が、遺失者と発見者の双方の権利を保障している。
  3. The number of koban is increasing year by year.
    交番の数が年々増加している。
  4. ‘The sun sees everything’ is widely believed.
    「太陽が全てを見ている」という言葉が広く信じられている。

これらの選択肢のうち二つを選ぶ問題です。

ブログにこうあります。

Also, the relatively low crime rate enables them to handle lost property, which is considered important police work.
また、犯罪率が比較的低いため、警察は遺失物の処理にも対応でき、これは重要な警察業務と考えられています。

これは選択肢「A」の内容です。

またブログにこうあります。

Second, the Japanese say ‘Otentosama ga miteiru’, which literally means the sun witnesses everything. Children are taught this saying learn that even if no one sees them doing the wrong thing, the sun is watching, so it is better to do the right thing.
第二に、日本では「お天道様が見ている」ということわざがあります。これは文字通り「太陽はすべてを見ている」という意味です。子供たちはこのことわざを教えられ、たとえ誰も見ていないような悪いことをしても、太陽は見ているのだから、正しいことをする方が良いのだと学びます。

これは選択肢「D」の内容です。

選択肢「A」と「D」の組み合わせですので、正解は「3」です。

ネコ
ネコ

「交番の数が多い」というのも、ブログでは理由に挙げられています。しかし「C」にあるように、「交番の数が年々増加している」とは書かれてありませんので、この選択肢は違います。

解説 問4

問題

Based on the blog comments, which two items were returned to their original owners?
ブログのコメントに基づくと、どの2つのアイテムが元の持ち主に返還されましたか

Francesca のコメントにこうあります。

It dropped my passport, and a child ran up and returned it.
パスポートを落としてしまったのですが、子供が駆け寄ってきて返してくれました。

Nelson のコメントにこうあります。

I saw a glove on the pavement. The following morning, I saw it again. Someone had put it on a nearby bench.
歩道に手袋が落ちているのを見ました。翌朝、またそれを見ました。誰かがそれを近くのベンチに置いていました。

Samira のコメントにこうあります。

I lost my engagement ring on holiday in Japan.… Two days later, the police called and told me to return to the koban. Now, when I look at my left hand, I smile.
日本旅行中に婚約指輪をなくしてしまいました。… 2日後、警察から電話があり、交番に来るように言われました。今では、左手を見ると笑顔になります。

Tom のコメントにこうあります。

I left my umbrella in a Japanese cafe. I went back for it, but it was gone.
日本のカフェに傘を置き忘れてしまいました。取りに戻りましたが、なくなっていました。

Francesca の「パスポート」と、Samira の「婚約指輪」が持ち主のもとに返ってきました。ということで、正解は「4」です。

ネコ
ネコ

Tom の「傘が取られてしまった」というエピソードは、よく耳にしますね。しかし落とし物返還率が高いという文脈で出てくると、ちょっと残念な話です。

解説 問5

問題

Your group and Jenny have different opinions on ( 23 ).
あなたのグループとジェニーは( 23 )について異なる意見を持っています。

選択肢を確認しましょう。

1. how people pay attention to possessions
人々が所有物にどのように注意を払うか
2. the interpretation of the English saying
英語のことわざの解釈
3. what happened regarding Jenny’s uncle
ジェニーのおじさんに起こったこと
4. why people in Japan hand in lost items
日本人が落とし物を届ける理由

返信のメールにこうあります。

Actually, we have a law known as the Lost Property Act. It says that the finder must report the item to the police. Otherwise, they may be punished. Also, if lost property is not claimed within 90 days, the finder is ‘rewarded’ by receiving the item. We think that this better explains the high return rate in Japan.
実は、日本には「遺失物法」という法律があります。この法律では、遺失物を見つけた人は警察に届け出なければならないと定められています。届け出を怠ると罰せられる可能性があります。また、遺失物が90日以内に持ち主が現れなかった場合、発見者はその遺失物を受け取ることで「報奨」を受けることができます。こうした点が、日本における遺失物返還率の高さの理由をよりよく説明していると私たちは考えます。

ジェニーは「交番の多さ」と「お天道様が見ている」が返還率の高さの理由だと考えていました。上記のメール内容はそれとは違いますね。ということで、正解は「4」です。

ネコ
ネコ

「お天道様が見ている」を真剣に考えていない、と返信しちゃうのもどうなんでしょうか。そういう面もあると思うんですけれどね。ともあれ「遺失物法」について勉強になりました。

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この記事を書いた人
nekoeigo

鼻が乾いているネコです。中学生・高校生の英語を指導しています。そこで気づいたことや、みんながよくするミスをを踏まえて記事を書いています。英語参考書の出版経験あり。X や Facebook では、「お気楽英語」の更新情報をつぶやいたり、なんかそれらしいことをつぶやいたりしています。

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