指示代名詞 that / it / one の使い分け

指示代名詞 that を導く語高校レベル英語の解説
問題The climate of Matsuyama is milder than (   ) of Sapporo. (松山大)
1. this / 2. that / 3. it / 4. one

サル
(  ) には climate を指す代名詞が入るんですね。たしか「the+名詞」だったら it を使い、「a+名詞」だったら one を使うんですよね。ということは答えは「3」の it かな。

The climate of Matsuyama is milder than it of Sapporo.

ウサギ
間違いです。正解は「2」の that です。

The climate of Matsuyama is milder than that of Sapporo.
松山の気候は札幌よりも温暖です。

サル
ええーっ、何でそうなるのですか?

ウサギ
「of ~」という形容詞句がくっついているからです。せっかくなので、選択肢を一つ一つ確認しましょう。

代名詞 one の用法

one は「不特定の前出の数えられる名詞」の代わりに用いられます。簡単に言うと「a+単数普通名詞」の繰り返しを避けるために使われます。また one は「the / this / that」などの修飾語句を伴うことができます。

そして形容詞がつく場合は、単数では不定冠詞をその前につけ、前出の名詞が「数えられない名詞」としての物質名詞などの場合は、oneは用いず、形容詞だけの形になります。

代名詞 it の用法

it は「特定の前出の名詞」の代わりに用いられます。簡単に言うと「the+単数名詞」の繰り返しを避けるために使われます。前の文に出てきた、まぎれもなく特定の同一の「それ」を指します。そのため形容詞(句) をつけることができませんし、またつける必要がありません。

代名詞 this の用法

this は名詞の繰り返しを避ける用法で使う場合、that とともに用いて「後者」をあらわす用法があります。

代名詞 that の用法

名詞の繰り返しを避ける that の用法は、「the+単数名詞」の代わりに that を用います。that of ~ の形をとることが多いです。that は単に名詞の繰り返しを避けるために用いるという特徴があるので、形容詞(句)をつけることができます。

サル
???

ウサギ
いきなりそこまでの説明は厳しかったかな。では端的に、こう考えてはどうでしょうか。

(  ) の中に代名詞が入る問題で、(  ) の後に of があるときは that を選ぶ

サル
えっ、そんなんでいいのですか?

ウサギ
そうですね。詳しい解説が必要ならさっきの説明を見直しておこう。

サル
うん、it と one の区別をつけるための苦労なら厭わん (イトワン / イット・ワン) よ。

コメント

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